自己紹介
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伊吹(Evekey)
現在、仙台にて活動中。1997年、岐阜県各務原市生まれ。幼少期にクラシックバレエとピアノを習い、中学では吹奏楽部に所属。北海道の高専に進学し、建築を学ぶ。就職後は関西を経て仙台へ移り住む。2023年2月、tbcアナウンスコミュニケーションスクール"tacs"基礎科、実践科を修了。
マルチエンターテイナーとは
これといったものに限らず、自分の興味や関心に任せ、これから先もいろいろなことに挑戦していきたいと思っています。そんな私のパフォーマンスが、皆様にワクワクや楽しさをお届けできることを願って、「マルチエンターテイナー」を名乗ることにしました。
実績
- tbcアナウンスコミュニケーションスクール[tacs( タクス)]様:ラジオCM
サンプルボイス
2023年4月収録、効果音以外は全て私の声です。
ご依頼ください
- ナレーション
- アナウンス
- リポート
- 司会
- モデル
- 演者
- その他、下記の好きなことや趣味に通じるもの
これまでの活動
- アナウンススクールの勉強内容を毎回Instagramに投稿していました。▶︎Login • Instagram
- 定礎マップprojectというサークルで、本(仙台編)をつくりました。出版後に街中を歩いたら取りこぼしがたくさんあったので、参考程度にお使いください。▶︎https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=595865
好きなこと
- 話すこと
- 聞くこと
- 歌うこと
- 演じること
- 表現すること
- これらを通じて笑ってもらうこと
趣味・気になること
- 声遊び:ひとり声劇、アナウンス、モノマネ、歌など声でよく遊んでいます。演じるって最高に楽しいです!
- 方言:その土地の空気感が伝わる良さがありますよね。話す相手にもよりますが、岐阜弁、名古屋弁、静岡弁、三重弁、北海道弁、関西弁、仙台弁をミックスジュースにして日常会話をしています。
- 街歩き・おでかけ:都会の街中からニュータウン、田んぼの真ん中まで、歩いててなんでも面白いと感じます!
- デザイン鑑賞:美術館などで作品を楽しむのも好きですが、実は街歩きをしながらできる代表格のお楽しみです。駅や街中の案内看板やお店のロゴマーク、建築デザインまで楽しみながら歩いています。建物や案内類も含めて「せんだいメディアテーク」がいちばんのお気に入りです。
- 写真撮影:風景、スナップ、乗り物、生き物をよく撮ります。「写ルンです」から始め、15年以上が経ちました。
- 映画鑑賞:山田洋次監督や矢口史靖監督、新海誠監督、スタジオジブリ作品が好きです。「幸福の黄色いハンカチ」の冒頭で、高倉健さんが食堂でビールを一気飲みしてからラーメンとカツ丼を頬張るシーンが映画史上いちばん好きなシーンです。
- 音楽鑑賞:コンサートはクラシックを聴きに行くことが多いですが、家ではゲームミュージックやCMソング、ロック、ポップスなど、ジャンルを問わず自分が好きだと感じた曲を聴いています。どうやらクセになるコードやベースの進行があるらしく、主旋律より副旋律が耳に入ってきます。聴きながらハモりがち。
- 楽器演奏:始まりはピアノでした。中学では吹奏楽部のトランペットで管楽器デビュー。引退と同時に離れましたが、楽しさが忘れられず就職後に購入し再開しました。その後、大人の魅力に気づいてしまい、ホルンも購入。なぜかフルートも持っています。
- 環境音:CMソングや店内BGM、信号や駅などの電子音楽からエレベーターのチャイムまで、いろんな音に好みがあります。学生最後の年に、学校じゅうの音(チャイム、黒板消しクリーナー、ドア、窓、ロッカーの開閉、スイッチ入切、椅子を引く音など)を録音して曲を作りましたが、データが飛びました。
- 旅行:電車や飛行機に乗って移動すること自体を楽しんでいます。たまにドライブもします。目的地ではノープランなことが多く、気になった場所へふらりと寄るような旅が大好きです。
- 公共交通:飛行機や電車、バスが好きです。機種や型式といったハード的なところから、きっぷのルールなどのソフト的なところなど、一般の方よりはちょっとだけ詳しいです。気になったら納得いくまで深掘りし続けますが、なんせ範囲が広いためもっと勉強したいことがたくさんあります。
- 模型:飛行機の模型を集めたり、鉄道模型を走らせていることが多いです。プラモデルもたまに組みます。
- シャチ:シャチ!?そう、マイルカ科シャチ属の海獣のことです。幼い頃から名古屋港水族館へ通うという英才教育を受け、無事虜にされてしまいました。一日中眺めていると人間より賢いのではないかと疑いそうになります。
- ぬいぐるみ:そもそもぬいぐるみって趣味なんですか?なんでか知らないけど家にめちゃくちゃいっぱいいます。なんで?
ギャラリー
ここまでは伊吹自身が撮影した写真です。
こちらはプロ撮影&セルフ写真館 QnNe(キュンネ) | 仙台フォーラス4F様に撮影していただきました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
改めまして、よろしくお願い致します。
クラシックバレエの「舞台」
みなさんはクラシックバレエをご覧になったことがありますか?話すことも歌うこともなく、音楽に合わせて踊りのみで役目を演じる、非常に繊細な舞台ジャンルです。
おそらく他の劇場舞台ジャンルに比べて、その世界に触れる方はあまり多くないのかな、と僕は思っています。
そんなクラシックバレエの世界に、僕は10年ほど身を置いていました。始めたのは確か3歳か4歳ごろ、幼稚園の友人が習い始めたと聞き、僕も習い始めました。
子供の身体はとても柔らかいので、開脚や前屈などが容易にでき、柔軟性を持っている状態と言えます。演技する上で、頭のてっぺんから足の指先までを繊細にコントロールする必要があるバレエにおいては、ストレッチなどを欠かさず、この頃の柔軟性を保ったまま大人へと成長することが非常に重要なのです。
しかし、僕は成長と共にその柔軟性を失っていきました。
なぜでしょう。
簡単です。ストレッチをサボったからです。当たり前。「なぜでしょう」じゃないんだよ。
これについては今でも後悔しています。必死に硬い身体を伸ばして、柔軟性を取り戻そうと遅めの努力をしています。遅すぎます。
こうして硬くなってしまった僕の身体は、バレエの繊細な演技に向かなくなっていきました。先生を怒らせてしまい、レッスンを止めてしまったこともありました。
ただ、繊細な演技ができなくなった僕を先生は見捨てませんでした。
ある日、先生は基礎レッスンの後、いつもと違って生徒たちを横並びで座らせました。
すると先生は、生徒のひとりを部屋の隅へ呼び出し、ヒソヒソとその生徒に耳打ちします。
その生徒は、全員の前へ戻ると無言で何かの仕草をし始めました。
これが終わると、先生は「今の生徒は何をしていたでしょう」と、他の生徒へ問いました。
つまり、先生がひとりの生徒にシチュエーションを与え、生徒はそれを無言で演じ、他の生徒が当てるという、一風変わったレッスンが始まったのです。
僕に与えられたのは「なかなか言うことを聞いてくれない大型犬の散歩をする」というものでした。
犬どころかペットすら飼ったことない僕ですが、自分がこのシチュエーションを演じるイメージがその瞬間にフワッと湧いたのです。
腕を何かに引っ張られるようにみんなの前に登場し、その何かに追いつき抱え込みます。抱え込んだ何かをさすりながら、引っ張られてきた方とは逆を指差し、語りかけるような仕草をします。何かはその方向へ動き出し、安堵の表情で歩き出したのも束の間、すぐその何かにまた別の方向へ引き摺られながら退場。自分で言うのもなんですが完璧でした。
そして、この間の楽しさは、ただ美しさを追求する今までのバレエのレッスンとは一線を画すものと言っても過言ではありませんでした。バレエに失礼すぎるのでは?
結果的に、先生はこのレッスンを通して、僕が持つ別の才能を見つけてくださったのだと思います。というのも、次の発表会の演目は白雪姫でしたが、そこで僕に与えられた役は、妃(魔女)使いのカラスでした。
この役に求められたのは、とにかくカラスである事と、魔女の恐ろしさをより強く装飾することでした。
妃が鏡に語りかけるシーンでは、カラスはすっかり懐いています。しかし、妃が魔女に化け、カラスの羽を1枚引き抜いて毒林檎の材料に入れるシーンでは、カラスはその恐ろしさにすっかり怯え、暴れ出してしまいます。
そもそもベーシックな白雪姫にはカラスという配役はありません。普通に毒林檎を作って食べさせておしまいです。おしまいじゃないです。王子様助けにきてあげて。
先生は、繊細さを欠いた僕の中に「観察力」「再現力」「演技力」を見いだし、カラスという役を作り、与えてくださったのだと思います。あのカラスは何者なんだと、しばらくどこかで話題になったとかならなかったとか。はい。僕です。
結果的に、このカラスが僕のバレエ人生最後の役でした。中学に入り、部活動を優先する選択をした僕は、バレエをやめました。
それでも、あのカラスという役、一生懸命演じた「舞台」、僕の輝きを見つけ適役を与えてくださった先生の存在、その全てが今でも僕の宝物です。
そして、僕が「舞台」を見る目が変わったのでした。
「素敵だな」から「またあの場に立ちたいな」へと。
どうしても忘れられない夢
突然ですが、
皆さんには、何度も何度も諦めたのに、
まるで鍋の焦げのようにこびりついて、
頭から離れない夢や目標がありますか?
僕にはあります。
「舞台」の上で生きていきたい
というものです。
僕は幼少期からクラシックバレエやピアノを習い、中学の頃には吹奏楽部に所属していました。
発表会やコンクールの場で何度も「舞台」に上げていただき、時には注目を浴びるような場面も与えていただきました。
「舞台」上では、精一杯の努力の結果を出す事になります。その中には成果もあれば、もちろん失敗もあります。これが、不特定多数の皆さんの前で、ありのままに晒されるのです。
しかし、だからこそ、光を浴びて演じ、全てを出し切った瞬間の興奮と幸せは、何事にも代え難い素晴らしいものなのです。
もう一度、あの興奮と幸せを味わいたい。噛み締めたい。なんなら一度と言わず、もうそれを生業にしてしまいたい。あれが私の生きる場所なのだと、心のどこかで信じてやまないのです。
学生の頃、「役者や声優になるための学校に通わせてくれ」と何度も親に訴えましたが、首を縦に振ることはありませんでした。しかし、就職して自立した生活をしている今、この先の人生は、自分の責任で決めることができるのです。
ところで、僕の中での「舞台」とは、「不特定多数の皆さんに観ていただける場」を指します。
それが本当の劇場の舞台の上かもしれませんし、テレビやラジオ、SNSなどのメディアかもしれません。
「舞台」に立つ役目も沢山あります。
主役を含めた演者さんや、クラシック音楽のコンサートなら進行役も必要ですし、メディアではアナウンサーや解説委員、インフルエンサーなど、多岐にわたる分野の方々が、日々さまざまな役目を背負い「舞台」に立っています。
僕にはその中のどの「舞台」が適しているのか、どの役目が適しているのかは、今の段階では分かりません。ただ、「舞台」の上で生きていきたいのです。
当然の話ですが、まず「舞台」には、それを求める人が必要です。また、役目を得るには、その「舞台」を作る人が僕を求めてくれる必要があります。
そのために僕がいますべきことは、
・僕自身が「舞台」に立つスキルを磨くこと
・「舞台」を作る人に僕を知ってもらうこと
だと考えています。
僕の中で焦げついた夢を、
いかに磨いて輝かせるか。
ここにその過程を記します。